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診療内容

腎臓内科

腎臓内科について

腎臓内科では、「血尿」や「たんぱく尿」、あるいは「腎機能の低下」を認める方に対し、原因究明のための検査を行い、病態に即した治療を行います。

腎臓内科の主な症状・疾患

尿潜血

目で見てわかる「血尿」と異なり、検査をして初めて見つかる「尿潜血」は軽視される傾向にあります。尿中に赤血球が混じるのは、腎臓や尿の通り道(尿管、膀胱、尿道)になんらかの異常が起きていることの現れです。一過性で、大きな問題のないものから、放置すると腎機能の低下をきたす疾患や泌尿器科で扱うような病気も含まれます。尿潜血を指摘されましたら、一度当科への受診をご検討ください。

尿タンパク

これまでの研究により、尿タンパクの程度が強いと、「末期腎不全(血液透析などが必要となる状態)」や心筋梗塞や脳卒中など「動脈硬化性疾患」のリスクとなることがわかっています。尿タンパクの成因には、腎臓に限局した病気(糸球体腎炎など)と、高血圧、糖尿病、肥満、膠原病など全身の病気が挙げられます。病態の改善を図るためには、それぞれの要因に対し適切な介入を行う必要があります。尿タンパクを指摘されましたら、一度当科への受診をご検討ください。

慢性腎臓病(CKD)

腎臓内に正常組織を再生させることができない現代において、腎臓組織(特に糸球体と呼ばれる、フィルターの役割を担う器官)の傷害は不可逆的であり、進行すると蛋白尿をきたすようになります。そして、腎臓の健康状態が100点満点中60点を下回るか、1日あたり150mg以上のたんぱく尿が3ヶ月持続した状態が、慢性腎臓病(CKD)と言われる状態です。健康な方でも40歳頃を境に、加齢現象によって腎機能の低下が生じると言われていますが、計算上は加齢現象のみではCKDには至りません。しかし、CKDリスク因子(高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症、肥満、メタボリックシンドローム、喫煙など)を多数有する場合は要注意です。最近の報告によりますと我が国には推定1,330万人(これは20歳以上の成人の8人に1人に相当します)もの患者がいると言われ、新たな国民病とも言われています。CKDは生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風など)やメタボリックシンドロームとの関連が強く、また最近では歯周病の病態と生活習慣病ないしは腎臓病の病態との関連も報告されています。CKDの予防、あるいは進行抑制を図るためには、食事療法、運動療法、薬物療法、更には口腔内衛生状態の管理、禁煙といった生活習慣の改善を、患者自身が主体的に取り組むことが重要です。しかし、一人で取り組もうとしても継続することは容易ではありません。私たちは、この課題に対して無理なく取り組めるよう、多職種でサポートして参ります。

腎結石

腎臓内に生じた結石を、腎結石と言います。腎結石の成因には、遺伝的な要素に加え、生活習慣病やメタボリックシンドローム、そして偏った食習慣も挙げられます。腎結石は、ほとんどの場合は症状がありませんが、腎臓内の結石の個数が増えると腎機能の低下を招くことが報告されています。結石が腎臓から尿管に移動して詰まると(尿管結石)、腰から背中にかけての痛みを自覚し、吐き気や、冷や汗を伴います。そのような状態では、腎臓の中に尿が滞留し(水腎症)、腎臓に負担をかけるので、破砕術や外科的治療が必要になることもあります。腎機能低下の進行抑制や尿管結石の予防のためには、日頃から適切な腎結石の予防法を取り入れることが必要です。

腎不全

腎不全は腎機能が低下し正常に働かなくなった状態で、急激に生じ回復することもある急性腎不全と、徐々に進行する慢性腎不全があります。

急性腎不全

急性腎不全は、何らかの原因により腎機能が急速に低下した状態です。そのような状況では、それまで腎臓がバランスを保っていたナトリウム、カリウム、カルシウムといったミネラルのバランスが崩れ、「なんとなく怠い」といった症状や「吐き気」をもよおしたり、足が浮腫み、血圧が急激に上昇して息苦しさを自覚されたりします。急性腎不全に陥った原因を調べ、即座に適切な介入を行うことが重要です。状況次第では、一時的な血液透析療法が必要となる場合もあります。

慢性腎不全

慢性腎不全は、中等度以上の腎機能障害を来した状態で、残念ながらもはや回復は望めません。体内への尿毒素の貯留、水分やミネラルバランスの崩壊、体液の酸性化、貧血の進行といった状態が顕在化してきます。慢性腎不全の治療は、そのような状態に対し、腎臓の働きを補う薬剤の調節が中心となり、外来通院の際に投与量の調整を行うこととなります。腎障害が進行し、ほとんどの正常組織が荒廃した末期腎不全の段階に至ると、もはやそのままでは生命を維持することが難しくなり、腎移植を行わない限りは、生涯にわたり透析療法が必要となります。

糖尿病性腎臓病

糖尿病は、高血糖が持続することで全身の血管や様々な臓器が障害される病気で、腎臓も例外ではありません。近年、血糖値をコントロールする薬が多数開発され、比較的容易に血糖値をコントロールすることができるようになりました。しかし、2010年に我が国の末期腎不全に至る原因疾患の第一位となって以来、糖尿病性腎臓病が一位の座を譲らない状況が続いています。糖尿病性腎臓病の初期段階は、尿検査を行って初めて気づくものであり、血液検査で「腎機能低下」を指摘されてからでは、腎臓の健康状態を保つことが難しくなります。合併することの多い高血圧、脂質異常症、高尿酸血症などに対し、尿検査や血液検査の結果を参考に適切な治療薬を選択し、尿検査や血液検査の結果を指標に投与量を調節することが、糖尿病性腎臓病の進行抑制において大変重要です。当院では、受診当日に尿検査および血液検査の結果が得られ、遅滞なく投与量の調節を行うことができます。

腎硬化症

腎硬化症は、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、糖尿病、喫煙などによって生じた動脈硬化による腎障害です。現在、日本の透析導入原因の第3位を占め、高齢化が進む中、増加する傾向が認められます。腎硬化症の治療は、上記のリスク因子全てへの介入が必要です。腎硬化症に至った腎臓内には、動脈硬化の程度の異なる動脈が混在します。高度な動脈硬化に至ると血流量が減少し、糸球体は萎縮します。一方、軽度な動脈硬化の場合、血液量が相対的に増え、糸球体は風船のように膨らみ、尿タンパクが生じます。この相対する病態が、同一の腎臓内に様々な割合で存在します。腎硬化症を合併した高血圧に対する治療薬の選択において、たんぱく尿の有無、全身血管の動脈硬化の程度、血液検査の結果を参考に、適切な治療薬を選択することが、腎障害抑制において大変重要であり、腎臓内科の腕の見せどころです。当院では、受診当日に尿検査、全身血管の動脈硬化の評価、および血液検査の結果が得られ、遅滞のない治療介入を行うことができます。

糸球体腎炎

腎臓の濾過装置である糸球体に炎症が生じ、たんぱく尿や血尿が出る疾患を総称して糸球体腎炎と言い、急性糸球体腎炎と慢性糸球体腎炎の2種類があります。

急性糸球体腎炎

急性糸球体腎炎は、咽頭炎や扁桃炎などの感染症の1~3週間後に、たんぱく尿・血尿、尿量減少、むくみ、高血圧を呈します。小児や若年者に多い疾患ですが、成人や高齢者にもみられます。治療としては、安静、保温のほか、水分、塩分、たんぱく質の摂取制限が行われます。また、細菌感染が確認された場合には抗生物質、高血圧に対しては降圧薬が使用されることもあります。ほとんどの場合、後遺症無く治癒します。

慢性糸球体腎炎

慢性糸球体腎炎(慢性腎炎)は、たんぱく尿や血尿が長期間持続するものを言います。原因は、免疫反応の異常によるものが多いと考えられています。尿たんぱくや尿潜血に加え、原因となる疾患の症状が現れます。また、慢性糸球体腎炎の経過中に急性糸球体腎炎様の症状を呈することもあります。原因となる疾患は、年齢、臨床経過、尿所見などによってある程度推測できますが、確定診断のためには腎生検(腎臓の組織を採取し詳しく調べること)が必要です。その診断に基づいた治療指針に従って治療を行い、腎障害進行の抑制を図ります。慢性糸球体腎炎の中には粘膜の炎症によって疾患活動性が増す病態もあり、歯周病のコントロール、のどのケアを行うことが重要です。

ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群は、血液中の重要な蛋白が尿中に大量に漏出する病態で、その結果、血液が濃縮され、血が固まりやすくなる病気です。しばしば「尿の泡立ち」や、体重増加、むくみ、だるさ、などを自覚されます。ネフローゼ症候群をきたし易い病態(糖尿病性腎臓病、肥満関連腎症など)が存在する場合はその治療を行い経過を観察することもありますが、ネフローゼ症候群は感染症や血栓症等を合併しやすく、時間的な猶予があまりないため、一般的には腎生検(腎臓の組織を採取し詳しく調べること)を行い病態を解析し、適切な治療法によって介入することが重要です。一部の病態では、悪性腫瘍(がんなど)による症状として現れることがあり、早期発見のためにも積極的に検査を行うことも重要です。

院長
前原 優一(まえはら ゆういち)
診療内容
「一般内科」「腎臓内科」「糖尿病」「生活習慣病外来」「高血圧症」「痛風」「高尿酸血症」「脂質代謝異常症」「睡眠時無呼吸症候群」「禁煙外来」「予防接種」「健康診断」「一般歯科」「小児歯科」
所在地
熊本県熊本市中央区出水4丁目25-28
電話番号
096-373-1221
FAX番号
096-373-1222
最寄駅
水前寺公園駅から徒歩15分
バス停江津県営アパート西バス停
※桜町バスターミナルより熊本バス(路線番号L2-2)、熊本都市バス(路線番号F3-2)
診療時間
備考:●は8:30~12:30
休診日:日・祝日(火曜日、土曜日は午前のみ)
日祝
8:30~13:00 -
14:00~17:30 - - -